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ヨンドン必殺の『異空間スピンサーブ』。ヨンドンの十八番といっていい。『バズーカ』、『ダブルフォワード』同様に当ページによる命名。基本的にはリバースサーブだが、とてもその言葉では言い表せない神秘的な変化をする。右に左に揺れまくり、ときにはすべり、あるいは沈み、かとおもえば沈まない、と、打球はまるで重力場から解き放たれかのような動きを見せる。レシーバは手元にくるまでバックかフォアかを判断できない、そういうシーンをなんども見せられてきた。もちろんノータッチのエースもある。例によって韓国ボールでしかできない、なんていう人がいたりするが、確かに韓国ボールだと、より効果的ではあるが、日本ボールや台湾ボールでも七色の変化を見せる。ただ変化するだけではない。その変化は完全にコントロールされている節がある。バズーカは「後はボールに聞いてくれ」というサーブであったが、この『異空間スピンサーブ』はかなり綿密にコントロールされているようだ。その制御の限界をこえるところにすごいボールがうまれたりすることもあり、なんとも芸術的である。これほど魅力的なサーブは例が無いのではないか。
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アドコート
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デュースコート
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基本的にはリバース回転つまりレフトスピンが主体だが、それに縦回転(アンダースピン)を巧みに組み合わせ、確認できただけですくなくとも3種の『異空間スピンサーブ』が存在する。それを状況に応じて使いわけてくる。
すでに90年代よりヨンドンはこのサーブを取り入れているが、当時から威力はあったがバズ-カ並みの確率だった。完成度が高くなってきたのは2002年のアジア競技大会から。完成には数年を要していることになる。
キーポイントはリストの柔らかい使い方。動画をじっくりみてほしい。
また韓国男子にはリバースサーブの名手が数多いが、基本的にはトスを頭の上から左側の空間にあげる選手がおおい。リバースサーブの性質、レフトスピン、を考えるとそれが自然なのだが、このヨンドンだけは右肩前方にトスアップする。これは極めて重要なことのように思われ、今後の研究課題だ。グリップは彼のボレーグリップと同じセミウエスタン。(ヨンドンのボレーグリップに関してはこちら(クリック))
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